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第2回教室展終了

2006/05/10

2006年5月、準備期間に3年半を費やした第2回目の教室展を無事に終えることができました。参加者は第1回より倍増して30余名、人形たちがギャラリー内にところ狭しと並び、人形と面立ちが似た作者らもそれぞれドレスアップして、会場は始終華やいだ空気で満たされました。
ゴールデンウイーク直中の1週間はあっという間に過ぎて行きました。あと3、4日会期を延ばせたら・・・そう思えるくらいに力作が揃い、また多くのお客様を迎える事ができ、おかげさまで、ただ一心に人形と関わることが即ち皆様とのコミュニケーションであリ得ることの喜びを体感する事ができました。
今回、ギャラリーに不在の間にご来場いただいた方々にご挨拶出来なかったのが残念です。また数々のお祝いを有り難うございました。

私が主宰するビスクドール教室は「わたしもこんなのがつくりたい」と周りに倣うように、爪先まで完全装着した保守的な人形が多いのですが、それこそ初めてつくった人形なのですから、少なくとも及第点は突破しているように思います。でも大切なのはそれから!今後の作品を大いに期待したいところです。

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私といえば、去年の秋を過ぎた辺りから、教室展に向けて不休の生活が続きました。開催2か月前はいよいよ睡眠時間連日貫徹~2時間弱を何度か繰り返し、まだ無理がきくわ♪ニヤリとしたものです。さすがに教室中に頭がぼ~っとしてしまい、物忘れや的外れな言動を連発したり、教室後の外食を断ったり。生来が鈍くて大目に見てもらっているのをいい事に、ミスは結局その場限りの反省で通してしまいました。
それにしても数カ月もの間、外出したり、大して気分転換の必要もなく、制作上のストレスは別の創作で解消するという、外界と隔絶して引き籠ってもわりと平気な自分の性格がふと恐ろしくなりました。幸い今回は連日手伝いに来てもらったり、3時のおやつにちょっとだけ贅沢したりもして、孤立感やパサつきは無く修羅場を乗り切る事が出来ました。
意外とまだ体力気力あるわねと思ったのも束の間・・・
ホローを受けながら無事に教室展の搬出を終え、打ち上げで美味しいピザとエスプレッソに舌鼓を打って幕を閉じた翌日、人並みに開放感を味わいたくて、自宅で数年ぶりに小説をのんびりと読み明かし・・・たちまち風邪をひいてしまいました。文字を追うと硬直状態になるらしく、筋肉痛をもしょい込みました。気の緩みって怖いですね。

**教室展期間中からこれまでにいただいているメールの返事が遅れています。このたび人形の縁組みをしていただくお客様方、心温まる感想メールを下さった方々、そして教室の人たち。申し訳ありませんが返信の方もう少々お待ちくださいませ。**

近日教室展の記録写真をスタジオのページにアップする予定です。どうぞお楽しみに!



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