明けましておめでとうございます。

今年はスタジオで一人、新作ビスクにペイントしながら新年を迎えました。
こんな事を書くと同情されたりするのですが、したい事ができる年末年始っていいものだな・・・と思っております。
～なんて言い切るのはやっぱり少々強がってますね。
実は「こんなはずじゃなかった！アタシの正月は？！」と教室の皆に散々愚痴をこぼしました。

だって私はこの年末年始で仕事の遅れを少しでも取り戻すつもりで、年賀状だって今年は勘弁ねっ！ と断っていたくらい気合い入れてたんですから～。
それがですよ！ 来年の教室展に向けて急に皆が堰を切ったように家で仕事をこなして来る来る。誰もがすっきりと新年を迎えるために、どっさりパーツを持ち込んで来た。「これソフト ファイヤー。お正月に磨きたいので」「お正月明けまでにこれビスク ファイヤー」等々。
今、私はそのパーツの山の中に縮こまって、後回しでよかったはずの焼成の準備に追われている。
本来ならば1週間まるまる部屋を散らかし放題にして、「寓話の栞紐」たちのドレスや靴や髪の毛などをつくるなど仕上げにかかり、ビッグサイズのレディドールも進められていたはずなのだ。
そんな私の年末年始の計画は無情にも崩れ、ひたすら窯入れの作業となった。

ま、5月の教室展は当然皆が主役だし。皆頑張ってくれればもちろん嬉しい。暫くこの調子でせっせといい人形をつくってくれれば本望なのだけど。
自分はその後の個展で発奮しよう。5月はプレビュー・・・

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おかげで新作ミニビスクたちの化粧が進みます。