地元国分寺からほど近い場所に、隠れ家的な邸宅がありました。家の主も設計者も明治から昭和にかけて激動の時代を生きてこられた巨匠。現在は記念館として一般に公開されています。幸いにも撮影の許可をいただくことができ、憧れの純日本家屋を背景にして、人形の写真撮りをして来ました。
当日、梅雨時の晴天は何よりラッキーでした！
完全徹夜明けになってしまったので炎天下は堪えたけれど。
カメラマンとAD役は前回お世話になったK夫妻。今回撮影したのは4体。「和人形」はもちろん「寓話の栞紐」も和装姿。着替えもあって、キモノ担当のS嬢に助手をつとめてもらいました。

人形の仕上げと同時進行で2日前から小道具探しで大忙し。郷土玩具や駄菓子、ままごとセットを揃えて、滅多に口にすることがない綺麗な練りもの生菓子をデパ地下で調達。切り分けて可愛くセッティング。我が子の初舞台だから宴席の贅沢も惜しみません！って結局自分の童心を満足させてるのよね。あまり記憶にないけれど、おままごとって楽しかったんですね。

45_1120741571.jpg
蟻さん襲来　しつこいぞ！

夢中で数シーンを撮ったらもう閉館時間。
わざわざ休館日に私どもを迎えていただき、存分に使わせてもらいましたが、経験不足で段取りを予測出来ず、タイムオーバーしてご迷惑をかけてしまいました。恐縮です。
　ともあれ、チームワークは本当に久しぶりで充実した1日でした。行動力、センス抜群の人たちと仕事ができるって幸せですね。

45_1120748150.jpg

写真を御覧いただくのはいつになるでしょうか。