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行楽と芸術の秋-2-

2015/10/28

アンティークの子供用ナポレオン チェアを入手しました。^^

ドール用ではないのでかなり大きめ。作りもしっかりしています。
1m越えの人形でピタリかな。使える日を目指して、がんばろー。

ダークな化粧が始まりました。(1回目)

程々にですけれど...v8
楽しいのでゾンビ増殖しそうです。


もちろんクリーンな天使たちもいます。


裏でひっそり泣いていた子も。


長年人形の洋服を手伝ってもらっているKOさんと
久しぶりに温泉旅行で1泊して参りました。初・湯河原です。

踊子号で10時過ぎに到着。まず人間国宝美術館に向かいました。
平田郷陽さんの人形も数点あります。やっぱりずば抜けてます!
どれを何度見ても凄〜い(´・`)ああ神様...

細川元首相の陶芸と書の小部屋もありました。

観賞した後に館内の喫茶室で好みの器を選んでお抹茶をいただけます。
ミーハーに選んだ細川護煕さんの器は抹茶グリーンの色がよく映えて感激しました。
陶芸の才能は本物だとお見受けしました。

JRのフリープランでお宿は青巒荘。

かつては高級旅館だったのでしょうね。
設計は素晴らしいのに放ったらかしのお庭=散歩する物好きは自分達くらい?

部屋からの眺めは増築を重ねたカオスの景観。
格安なのでこんな感じもくすりと笑う。
旅館の見取り図に目を通し、お風呂の後に館を徘徊して本館と新館の差を楽しみます。

滝を眺めながらの野天風呂♪
のはずが全面ネットで仕切られていて興醒めでした。。
落ち葉よけかしら〜。庭師さんを雇ったら蘇る旅館だと思いました。
湯河原を”小京都”とうたうにはどうか外のお手入れを。大変でしょうけど。

翌日は1駅先の熱海に移動。
こちらもバスで一気に小山を登り、MOA美術館へ。
某宗教団体が所有する日本美術メインで名高いミュージアムですが
桁外れに豪華で面白い!まず美術館までのアプローチが楽しいです^^

まるで昭和のSFみたいです。天海に向かうようなエスカレーター。まだまだ上る!

レインボーに変化する巨大な壁。

癒しのストリングスが流れています。


展示フロアではまず能楽堂と黄金の茶室を拝見した後

海を大パノラマで展望し、企画展示室へ。

ここでも伝統工芸オンパレード。日本のモダニズムは今も昔も宇宙的な法則さえ感じられて
世界に誇れる感性だと思えます。職人の技から作家の気概が滲み出ている!
仕事には無我の境地で静かにつくり続けて行くんだろうな。


美術館併設の尾形光琳屋敷の庭隅に国宝の梅図屏風に似た木が植わっていました。
何もかもが徹底された演出で。この美術館のファンになりました。
因に11/20〜12/24の展覧会は琳派の美 光悦、宗達、包一までです。
本当は紅葉の季節、この企画展に来たかったのですけどね〜
でも充分に堪能できた小旅行でした! 海の幸も美味しかったしね^^。

この旅であらためて思いましたのが
やはり私は主流のホビーではなく美術的な観点で人形を目指したいなと。
会心の作と言える人形を数点でも創れたら・・できればビスクでね(^_-)。
生きるためには足踏みや遠回りもあるけど、理想の人形を試行錯誤していくつもりです。







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