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行楽と芸術の秋

2015/10/15

展示会まで2ヶ月を切ったというのに、ビスクのペイント・メイクを未だ漠然と進めています。徐々に出品の選抜をして行きます。ビスク=”焼き物”は焼成してみないと質感や色味など仕上がりか分らないところがあり、時間に追われても予備のパーツも同時進行する辛さがあるのです。で、今まだこんな具合で。。


そして新作モデルは3体分鋳抜きました。

1週間乾燥させて、素焼き前のクリーニング&細工をします。

できれば12月に金魚ペアでプレビューしたいけど...かなり厳しいです。


先週末に野川沿いをサイクリングして来ました。
小金井から途中、三鷹の深大寺に寄り道し、お昼はおそばを食べて

そばがき。未知の食べものでした。(私は狐そばをオーダー)

玉川に合流する世田谷の二子玉川が今回の終点地で、ゴールにふさわしく見晴らし良し♪

成城も通ったけれど、野川下流の景色はどこも殆ど変わらず。
その点に関しては地元の小金井はジョギングや子供の遊び場に適したグリーンの環境で
またもや郷土愛が深まりました^^

因に2010年9月、東小金井辺りの野川で人形ロケした画像です。
傑作な写真が数枚撮れたのですが未だに印刷物の機会無く。。

今回のサイクリングで思わず感動を受けた場所。
それは世田谷区の喜多見 川沿いに遭った「次大夫堀公園民家園」でした。

畑や小径を配して数件の古民家が集められ、各家にボランティアらしい方々が待機して当時の暮らしなどを教えてもらえました。時を超越した贅沢な空間なのに、ここを訪れる人は休日でもまばらのようで、もったいないです。

母屋に蚕の幼虫と蛹(生体)が展示されていましたよ。
縁側で小池の鯉を眺めたり、建具や家具を開けてみたり。
閉館までくつろぎました。

創作人形も展示会のシーズンを迎えていますね。
会期が微妙にズレているので出歩く日が増えます。
ついでを当ててどうしても見ておきたかった蔡國強展:帰去来を速攻で観て来ました。
結局一緒できる人が見つからないまま開催終了間近で滑り込み。



横浜美術館。立派な建物ですね〜
蔡國強(サイ コッキョウ)は表現の自由を求めて30代に日本に長期留学&活動し,その後ニューヨークに拠点を移し、世界を舞台に市民参加型のアート パフォーマンスをしている美術家です。キャンバスの上で火薬を爆発させ、散る灰の偶然の効果を狙って絵画を制作したり、北京オリンピックでも火薬アートで活躍していました。


とにかくスケールがデカイです! 展覧会について↓ 18日まで。
http://yokohama.art.museum/special/2015/caiguoqiang/summary.html
日本の春画インスパイアで制作した春夏秋冬の作品も綺麗でした。

おかげさまで、人形で日々ミリ単位の作業に明け暮れるストレスを発散、解放するのにぴったりの内容で元気が出ました^^! でも風邪気味で強行したのでこの後10時間睡眠で体力温存し、家事だけで1日をつぶしました。。今月こそ健康診断に行くので早く治したい。今のところ悪化は防げてますが養生すると人形制作が・・がんばるー!


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