今年はゴジラ生誕60周年で特別企画がいろいろあるようで。
先日テレビでゴジラのあの音楽を作曲した伊福部 昭(いふくべ あきら)の特集を見ました。
そうそう、一度耳にしたら拍子をとらずにはいられない
ドシラ・ドシラと畳み掛けるシンプルなリズムの高揚感!
私が始めて映画館(吉祥寺)に足を運んだのが東宝まんが祭りのゴジラ・シリーズでした。
その時代すでにゴジラは娯楽色に傾いて、完全に子供向けの、地球を守るヒーロー的存在になっていました。
悪役でも怪獣のビジュアルが好きな私にとってはパーフェクトな存在だったかもしれません。
1954年製作第一作のゴジラは水爆実験により海底の住処を追われたジュラ紀の生き残り恐竜ゴジラが怒りをあらわに日本に上陸し大都市を破壊する。窮地に陥った人類を救うために、ある青年化学者が発明した秘密兵器でゴジラを撃退する物語。涙。
初代ゴジラ映画は戦後の復興をいそぐ人々に、反核のメッセージを込めたのです。
ウィキではゴジラを「核の落とし子」「人間が生み出した恐怖の象徴」と定義していました。確かにそんな感じです。
先日「第一作ゴジラ」を大画面で観るために実家に帰り、テレビを食い入るように見ていたら、両親から案の定、幼稚な映画だ、騒々しいと馬鹿にされました。
確かに否定はできない。。でも子供の頃に親しんだ映画を今の自分の視点で、
その時代の活気や思想、言葉遣い、技術などを想いながら私は充分に楽しむことができました。
早速入手したゴジラ・ベスト アルバム。
一見廉価版みたいだけど、中身は交響ファンタジー集で
BGMとしてサントラより聴きやすいはずです。(但し映画に愛着ある方限定)
ゴジラのテーマ曲って? ↓興味がある方はこちらを是非^^。
http://www.youtube.com/watch?v=LGgSPWiACLg
因にゴジラの鳴き声は、弦をゆるめたコントラバスを横に寝かせ
のこぎりを引くように弾いた雑音を加工したんだそうです。目から鱗が!
本日お昼頃、仕事部屋に入り、さぁまずゴジラ♪とCDを流した直後に電話が鳴りました。
なんと福島の大竹京さんから来年3月の人形展示のお誘いをいただきました。
仕事に関しては普段慎重な自分ですが、乗りのよいゴジラの2拍子の響きに
私は背中をドンと押されて2つ返事で参加を決めてしまいました。
2011年夏に京都展でお世話になったドール シンフォニー。
来年の春、福島で開催です。
未熟ではありますが、東北の皆様に人形を見ていただければと思います。
がんばろう!
今日のDeco & George
なぜわざわざ足を絡ませるのかな?
やっぱり数分後には威嚇付きの取っ組み合いだったよ。
欲目でしょうか。
デコは時々ゴジラに似るんです。