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ぬかるみにはまる

2014/06/28

オーダー品の寓話の栞紐がお嫁入りして半月ほどで修理のために戻って来ていました。
窓辺で突風に煽られての事故だったようで
オーナー様から、動揺されながらも丁寧なお電話をいただきました。
初め両手の破損と伺って人形を受け取りましたが、ふと見て戦慄が!
不運にもヘッドの額から頬まで、ヒビがクモの巣状に入っていました。
修理困難な状態で、つくり直しの決断をいただきました。
幸い同窯のヘッドで途中まで同時進行していた頭部があって
ビスクの光沢や色味が同じなので姉妹くらいの差で再生できそうです。
但し同じ義眼が入手できないために印象は違ってしまいます。
オーバル・アイとラウンド・アイでは瞳の凹凸が違う=反射率が違うため
大抵はラウンドの方がはっきりした、明るめの表情になると思います。

返って肘下と手のパーツ制作の方が遅れています。
焼成で艶が出過ぎたりペイントが濃過ぎてしまうと抑える事はできないので
控えめにペイントを重ねながら質感を合わせていきます。
これが結構難しいのです。

珍しく7つのインコ・ヘッドを同時進行でじっくりつくっていましたが
受け入れ難いことに先日の本焼きで肌荒れしてまさかの全滅!
これには結構凹んで気を取り直すのにおばさんは10日以上もかかってしまったよ。。

上の白いインコたちが追加分。焼成前で水拭きほぼ終了。今度は成功させるよ!
中段は悪あがきでビスクの肌荒れをとことん磨いてベース カラーをペイント焼成したもの。
でも案の定、肌荒れ部分に小さな黒点が出てボツ。
誕生はしないけど、この子たちを大事に育てていたという記録を残す事で
諦めをつけたいです。写真では何ら問題ないんだけどなー。

そんな私の最近の朝食または間食はホットケーキ。
おにぎり感覚でハムハムいただきます。

直径約23センチ厚み3センチ。フライパン一杯に大判で焼き上げます。
4等分して冷蔵または冷凍庫で保存。
余りそうな牛乳と卵を使い切ることができますよ^^。

さて、うちの2頭の猫たちが、写真ではよく一緒に写っているので仲が良い
と思っている人がいるようですが...実際は”悪くはない”といった程度です。

おんな子供は大目にみるのが野郎猫の仁義ってやつですか?小娘天下です。

パワーでは勝ち目のないデコに初めは仰向けで応えますが

眼を飛ばすデコにマジ切れして行くのです。(猫は視線を合わせる=攻撃態勢です)


顔見の挑発。わざわざジョーの正面に座るのです。(しぐさは正に女子)


内弁慶のデコはジョー小父の手加減にズに乗って

顔見で猫キック!



目線が上なので強気



日に何度となく取っ組み合いに発展。
大抵スプリンターのデコ優勢だけど、

寝起きの儀式でジョー小父がデコの首に齧りつき
彼女のか細い悲鳴(あ~れ~:訳)が目覚まし替わりになってます。
寝て覚めては後ろ首に噛み付かれるデコはイラッウザッ。小娘の今が華かもね。

何故こんなに写真を撮るか?
そのうち墨で動きのある猫達を描くのが夢なんで、資料です。
だから喧嘩遊びは実は大歓迎なんです^^。
本当に撮りたいシーンは動きが速過ぎてバーコードor透明化。まともな写真無し。

もしもし窓ガラスが汚れて外が見辛いですよー。

ケケケ。


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