先日の教室でアネモネのブーケをいただきました。先駆けの春だな～＊

アネモネは主役級の派手な草花ですが
花びらのインクのように澄んだぼかしや
シベの独特な色形は日本の古典美宛らだと見惚れます。


昨年末の白いコスチュームの「寓話の栞紐」に続いて
お客様ご希望の”夕焼け色のドレス”でオーダーを受け承り
今月末の仕上げを目指して仕事が大詰めに来ておりますー。

チベットラムの髪の毛は大変に繊細なのでポリエチレンの袋でカバー(^_^;)　

服地もオーガンジーも全て縦横バイカラーの布で組み合わせ
光の加減で紫、濃ピンク、オレンジと微妙に変化します。
フロントにアンティークのコード・モチーフを付けたら
サイズもちょうど良くまとまりました。


服に合わせた横開きブーツ

スカートに少々黒の装飾を付け加えた後に
ヘッドドレスとチョーカーを作ります。
創作性が高い部分なので、感覚でサクサクできる場合と
細部に凝るあまり、先を見失う危険もあったり(^_^;)　


何時間も人形を眺めて過ごす日（これも意外に大事）が続いたりします。

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お正月に迎えた子猫の名前ですが、教室でも素敵な名前を色々と考えてもらいました。
それでさんざん迷った末に仮の愛称で読んでいた”デコ”に正式に決めました。
デボンレックスの「デボ子」「デボちゃん」から→「デコ」ちゃんに変化。簡単でご免ね。。

ホコリのように柔らかく短い巻き毛の猫で
耳の下から目の上まで薄毛。つまりオデコの
地肌が白く透けているのがこの子の特徴です。
そしてヒゲも眉毛もショボショボなんですよ。


首が細すぎて市販の首輪が使えなかったので
100均で見つけたリボン製の首輪を詰めて付けました。
2本入りマジックテープ付きでこれがなかなかです♪
50円では愛が足りない気がするので
（人形の納品が終わったら！）首輪を可愛くデコろうと思います。

遠目に見ていると、頭の形がまんまドクロで(^_^;)、しかも黒いシャレコウベ。
胸の毛のウエーブがまるで肋骨みたいな形に見えたり、本当にユニークな子です。
絵ではよく見るような黒猫なのが面白くてその辺りの紙とペンで走り描きしました。

親バカ全快で、もっとキャラクター化して
オリジナルプリントのトートパッグやマグカップを作ろうと思います。


もちろんジョーも元気です。こちらは絵に描いたような狸顔です。

叩いたりガブしたり、お世辞にも仲良しではないけれど
ジョーがおじさん的態度を見せ始めているので影で応援しています。

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昨年末から今月1月いっぱい、旧作（10年以上前）の「バレリーナ」が
「遠野」とともに銀座人形館でご覧いただけます。
　
ついでなどありましたら是非ご来店くださいませ。