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幼子の像

2013/03/14

暴風雨の一夜が明け、どんより静寂な今日、不調だったこの2週間をリセットしたいわ~
だからノートブックも更新しよう!

クロッカスが風雨にさらされ落ち葉を抱え込んでよれよれに
チューリップはますます元気に成長しています

先日の人形展の搬入後、腰痛首痛に泣きました。。極度の寒がりゆえに、ストーブにへばりつくようにフローリングに座り込み、かがんだ姿勢で細かい仕事を続けたせいだと思うのですが、根詰めた日数分以上のダメージを受けてしまいました・・今後は足が冷えてもやはりデスクワークでね。おまけに最近猫が胸や肩の上にどっかり寝るようになり、上に乗れないような体勢をつくるのが日常。姿勢には注意しないとね~*
さらに今年は花粉アレルギーの薬があまり効かなくて、ポストのチェックや花の水やりに数分玄関先に出ただけで目や鼻がぐしゃぐしゃです。
好きな季節なのに外出がままならない。高齢の父が食料品を差し入れに来てくれました。ありがたいやら申し訳ないやら。

そんな折、今日は素敵な物がいくつか届いたんですよ♪
幼子イエスさま。材料は石膏にオイルペイントだと思います。ガラスの義眼が入ってます。

包みを開いて対面した時、お嫁入りしたインコやキュッポンの替わりにうちに来てくれたような気がしてハッピーになりました。
というのは、ネットでこのクリスマス飾りに一目惚れして購入を決めた直後にインコのお嫁入り、続いて翌日キュッポンのご成約の連絡を受けたこと。おこがましいのですが見れば見るほど幼子の顔や姿に人形としての親近感を感じたからです。


歴史ある教会からの頂き物とのことで多分破格値で購入しました。
ヨセフやマリア様、そして動物たちも確かな造形です。サイズは各20センチほどです。
ベッドの布団生地のつくりから、少なくとも70年以上は前のものだと思います。
欠損した先端部分は金属の芯棒が露出して、古き良き職人の時代が想像できます。
幼子の背には刻印のある真鍮のプレートが埋め込まれていて、なかなか
読み辛かったのですが、スペインのオロットという芸術が盛んだった町の
クリスティアーノ工房でつくられたことがわかりました。


先日の人形展へご来場の皆さまどうもありがとうございました。
遠方から、また何度も足を運んで購入を決めてくださるお客さまに心からお礼を申し上げます。
手前の人形はフィギュアブームの最中もゆっくり検討してお決めいただきました。
それが私の自信ともなり、時を経ても人形たちの居場所を得られるように、できるかぎりの事をしようと取り組むことができました。
手元の人形がなくなると、また創らなくては!と気持ちも熱くなります。単純ですね。
そして今日迎えた幼いキリスト像に確かにパワーをもらいました。
4月からは8月末の教室展に向けて新作の人形制作に集中して行きたいと思います。







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