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赤塚不二夫と2人の妻

2012/04/08

BSで「これでいいのだ!赤塚不二夫と2人の妻」を見ながら涙でぼろぼろになった。
まだ頭の横がじんじん痛いよ。

2008年、漫画家赤塚不二夫氏の葬儀はテレビのニュースでも大きく報じられた。
アルコール中毒、また癌を発症し長期闘病生活となり、表舞台から退いてしまったのは知っていたし、破天荒な裏話も断片的にいくつか記憶していた。
赤塚さんの一人娘(私と同じ年でした)はデスクの上に並べた3つの遺影の前で愛情深く、中央の偉大な父の事、そして両脇の亡き2人の母について語った。
純真で懐の深い人たちが身を寄せ合うと、世間の枠にははまらない、一見奇妙だけど美しい絆が結ばれるのだなぁといたく感動してしまいました。

しかし赤塚さんが6年間も植物状態で、まさか目覚める事を信じて献身的に世話を続けた妻たちの相次ぐ不幸(死)を追うように亡くなっていたとは、ギャクに命をかけた人間の最後のジョークにしては随分重たい。
天才だけど問題児の夫に尽くした女性の生きざまは赤塚不二夫の人物像を尚も照らし輝きを与えていた。
3人の肉親を失ってのちプロダクションを管理している娘りえ子さんにエールを送りたいです。
再放送は4月15日(日)BSプレミアム 後0:00~1:00です。
*昔のアルバムを掘り返すと、同級生や近所の子たちとシェーッ!のポーズを取った写真が何枚も出てくるよ。。


世界創作人形展、只今開催中です。あと数日です。お見逃し無くどうぞ。

et RococoとKyw-pponお嬢たちです






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