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秋から冬ソナ

2004/11/18

日曜日、高尾山に行ってきました。
一日中底冷えするような曇り空でしたが、落ち葉狩りシーズンのわりには人が少なくて返ってよかったかな。
 昔、奥日光で原色の紅葉とダイヤモンドダストのファンタジーに驚喜乱舞して以来(それでも地元のバスの運転手さんは、まだ6~7ブの色付きと言っていました)、私の中に”秋こそ森林浴”の図式が出来上がりました。にもかかわらず、近年は秋=人形展=秋=人形展→我に返るとクリスマスと正月、という回路。この季節、全く行楽の機会を持てなくなりました。
今年は夏から雨が多かったし、名所へ遠路遥々足をのばしたところで鮮やかな紅葉は期待出来ないかな?ということで、学部時代からそれなりに馴染み深い、近場の高尾山でトレッキングを楽しむ事にしたのです。
コースはびわ滝の6号路。森林を縫って山頂まで1時間半ほど歩く沢沿いのコースです。東京都内の山で流水の音を聞きながらプラ~ッと登山が出来るんですよ! 
山頂は結構賑わっていました。じっとしているとさすがに寒い。
薬王院、サル園をまわってフィナーレがリフトです。ラクをしたい人、時間がない人、そうでない人にもおすすめです。上りで何度か利用した事がありますが、足をぷらぷらさせながら目指せ御近所の山!と言う感じで快適です。そして今回の下りも爽快でした。今は懐かしい、切符をヤットコみないなもの(何でしたっけ?)で切ってくれます。私に限らず、皆嬉しそうに切符の端を見つめていました。ゆっくりと降下しながら、自分らがいる樹林の風景を額縁にして、遠くに薄らと摩天楼が見えるじゃない!って立川辺りかな?(苦笑) これでお天気だったらもう最高でしょう。

ところで先々週、ついに「冬のソナタ」を見ました。
一日で見てしまいたくて、結局仮眠をとったりしながら26~7時間かかりました。1話があんなに長くて20回!大作でしたねぇ。ストーリーは8割がた推理出来たんですが、ここまで人をコマにして遊んでいいのものかと。登場人物も見る側も被労困憊? 優柔不断なヒロインに苛立って早送りしようとリモコンを手に取る限界の終幕でした。上手いな。終盤の展開は強引でしたが、ラストのおとぎの国のヨン様の笑顔でそれも吹っ飛びました。ここまでされたら私は拍手です。噂を見聞きして、70年代好きの自分としては、好みかも♪と思って然りでした。20歳若返りたいと思いましたから。
 今、そんな私をからかう人たちがいます。教室の人にビデオを借りる際、今さらドラマの話を振ったりしないでくださいね、と予防線を張って置きながら、先生~髪型がヨン様~♪ メガネがヨン様♪ もしや意識してます?って。私、一応女ですって。
 だけどそこまで言われたらその気になって、シンプルなグリーン系のセーターやマフラーを身に付けたくなるじゃぁありませんか。シーズン到来だし。
これであのさわやかな笑顔があればねぇ。・・・シワが出来そう。

残念ながら冬ソナは当教室内であまり認知されていません。
なら軌道修正するから誰かその他の名作を貸してくれないかな。
次は白い巨塔かな。故、田宮二郎の名演や主題曲と張れてます?
それとエースをねらえ!。鬼コーチのクモの巣柄の着物みたさです。
さぁみんな、70年代に挑戦なさい!
こんな調子で生涯テンポハズレな気がします。まずいな~。


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