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金魚熱

2010/11/15

一ヶ月程前から金魚を飼い始めました。玄関前で桶飼いです。
近所に金魚専門店があり、幼い頃何度かお世話になっていました。
まさかこの年齢で金魚を愛でることになるとは・・・人形と写真を撮るために、一旦は撮影後の
金魚ペアの引き取り手を見つけて購入したのですが、金魚がいなくなった桶の殺風景なこと...
何だか寂しくて、また買わずにはいられませんでした。そして今、子供の頃以上に夢中です。

警戒心が強く物音や人影でススッと水草の影に隠れてしまうので
来客さんたちは殆ど姿を見たことがないようです。なのでここで紹介します。
小さな魚1匹1匹に名前がついてます。たかが金魚でご免なさい。
左側から 蕾、姫、赤ぼん、              殿、三つ目です。
 
”まじり金魚”いわゆる金魚すくいなどで目にする基準外~並金魚の”駄金ちゃん”だと思われます。
わらわらいる中で私的に美しい子たちを網ですくいました。皆”琉金”形で尾ビレの形は様々です。
性格も泳ぎ方も個性あるし、とにかく可愛いのです。

この熱病、感染の可能性を見込んで内輪で金魚クラブを発足しました。現在会員2名(^_^;)
9月のインコ レンジャー撮影協力の後、金魚をお持ち帰りしたKさんが実は私より一足先に金魚熱をぶり返していたのです。それで私は買い物ついでに隣町の熱帯魚店に彼女好みの”オランダ獅子頭”がいるか立ち寄ったところ、不意に、光りに透けるほど薄く長いヒレを全身でゆらめかせて水中を舞っている大きな金魚にひどく胸うたれたのです。ペールグレー単色で品種は確認できませんでした。もちろん好みは人それぞれですが”金魚道”の美学が頷ける程その金魚が芸術的な生き物に見えました。
10日後Kさんと再び店を訪ねましたが羽衣金魚の姿はありませんでした。(金魚クラブ第1回遠足)
また入荷するか問い合わせたところ、シルバーはもともとスタンダードから外れ人気もないので、よっぽど特性が無い限りは飼育されないようで、ご縁です、と言われました。
人形もそうですが、今まで気に留めていなかった世界に一目惚れした時、概してその法外な価格と衝動買いの不安に何日も迷い、結局は見送ってしまう事になりがちです。
素人を幻惑させる魅力があるのは、案外どのジャンルでも最高レベルでしょうし、一期一会の出会いだったりします。そして残像が脳裏を過り、チャンスを逃したことで取り返しのつかない後悔に苛まれ、気がつけば同レベルの存在を探しています。あ~そうして深みにはまっていきます。。。まいったな~。

左)疲れ果てた姿の秋バラですが、コーネリアがしょぼしょぼ咲いています。
サイズは春の花の倍以上でたおやかな感じ。”花瓶に挿せば”それなりに観賞価値あり。
 
右)フレンチクルーラーのようなジョージです。肌寒いのね。

先日秋恒例で高尾山をトレッキングしてきました。大変良いお天気で紅葉も綺麗でした。
秋の黄色い陽光が、暗い針葉樹林帯に射し込んだ木漏れ日は、まるで舞台スポットのような、
影絵の中にいるような幻想的な風景でした。
写真がなくて残念です。紅葉が見られるうちに近場でいいのでまた上りたいなぁ。
今回は山頂から相模湖まで足をのばしました。JR高尾駅西側ホームで買えるパンとおにぎり
美味しいのでオススメです。もみじ平のなめこ汁もあつあつで最高でした。

お昼過ぎには湖畔の昭和な商店街でラムネを飲み、帰宅にはまだ日が高いので
次いでと思って”羽衣のようにエレガントな金魚”を求めて、関東最大級が触れ込みの
立川僻地にある観賞魚センターに向いました。(金魚クラブ第2回遠足)
ずんぐりなブランド金魚オンパレードで可愛かったけれど縁は無し。
確かにお店は広いけど小動物コーナーがあったり、肝心の金魚フロアはすかすか? 

*戯れ言の追記で長文になってしまいました。以後ほどほどにしますね。

さて、12月クリスマスシーズンの展示に向けて、只今キュッポンを数体制作中です。
その様子など追々のせますね。

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