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生き返るお話

2004/11/01

昨日深夜、帰宅して偶然に見たNHKの再放送は、今の自分にとって、久々のいい薬になった。
ETV特集「いいもんだよ、生きるって~夜回り先生・水谷修のメッセージ~」。
オンしてそのまま地味な画面に目を止めたのは、”近所”の小金井公会堂で、いったい(テレビに出る程の)何が講演されたのかを確かめたかったから。
 水谷さんは深夜、繁華街のパトロールを行いながら、非行・薬物・リストカットなどの問題を抱える少年少女たちの更生に尽力し、休日も日本各地で講演を行っている。ネットや電話で直接若者たちの相談にのり、寝る間の無い毎日だ。疲労は極限に来ているのに、独り、悩める人々を励まし続けている。救えず死んでいった青少年たちに対して罪悪感を持っている。だから片時も魂を無駄にできないのだろう。
メディアは数冊の著書の他、「夜回り先生」はマンガになっているらしい。数日前にはTVドラマも放映されたらしい。
もし見たとしたら、私はそのメッセージを素直に受け入れることが出来ただろうか?
 水谷さんはカッコイイ。迫真を背負って大海原に向かい、荒波の中で溺れている人を船に引き入れて道徳の舵取りをしている。前進あるのみ。
繋がりはよくわからないが、私もまたしばらく頑張れそうだ。

<追記> 花梨は1週間後、無事にラップを排せつしました。見事に折り畳まれていました。生きものってすごい!


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