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キラキラの灯り

2009/11/02

念願のシャンデリアがダイニングと玄関に入りました。
なんと3年以上前から青山の某雑貨店で購入を迷っていたんです。
毎回もうひとつのところで妥協ができず、見送っていましたが
新モデルをついに(成り行きで2つも)買ってしまいました。

私は小学生の頃からシャンデリアに憧れていて、高学年になり自分の部屋をもらった時、市内の大型電気店で子供なりにゴージャスなライトを買ってもらった過去があります。高度成長期の昭和ななんちゃってシャンデリアです。但し父には”電球は蛍光灯より電気代が何倍も高いのだから40ワット(計4灯型)にしなさいだの、普段は2灯にすればだの、たまに釘を刺されました。
絵を描いたり本を読んだりするのはさすがに辛かったなぁ。中学でいきなり視力が落ちた時、限界を感じて蛍光灯にしました。それはそれでクリーンな明るさに感動。 
取り外したシャンデリアはガラスシェードやドロップの埃を払って紙袋に入れて縛った...までは覚えています。

さてこのトラウマにより、シャンデリアのハードルが高く厳しくなったわけです。
まず電球のサイズはE26で1灯型であること。
これだと普及している電球型蛍光灯を使用できます。同じワット数で明るさ、寿命とも白熱球のおよそ5倍。消費電力は5分の1で済むとか。
但し丸められた蛍光灯が露出しているのは興醒めなので、電球の周りはシャワーのようにドロップが付いて白いガラスチューブが隠れること。その条件を満たしたのがこれでした!↓
でも、ええ?! 思わず拍手したくなるほど感動した天井のキラキラ(左下)が、蛍光灯(右下)にはない。反射がほとんどない。とにかく地味の一言。   

  ↓左/白熱灯     ドロップが電球を囲っています  右/電球型蛍光灯↓
  
        
ほんわりと光を放つ白熱球に対し、蛍光灯は照度が狭く、中心ばかり眩しくて目がくらみます。
これではシャンデリアの魅力半減です。結局ダイニングから玄関に移動させ、落ち着きました。

で、どうせ不経済なら”いかにも”なシャンデリアにしたいと、ネットショップを巡った挙げ句、先日お世話になった雑貨店で一番印象に残っていた6灯型のモデルを選びました。
蛍光灯を利用する目論みは失敗だったけど、粘ったかいがあってリーズナブルな価格で理想的な照明が2つ! 部屋に入ってはうっとり、満足です。
但しここでもしっかり節約。1灯40Wの電球から15Wのナツメ球に付け替えました。
普段は柔らかい光がそれなりにいい雰囲気ですけど...来客の際は気合いを入れてシャンデリア球に取り替えるつもりです。
実際”いかにも”なシャンデリアは天井に向って明るいので、40W×6灯を使っても目もとは意外に暗く、どちらにしても補助ライトは欲しいですね。
近い将来LEDの時代が来るようですが、小さな電球の照度は改善されるでしょうか?

 
↑昼間もドロップが窓の光に反射してプリズム色に輝きます♪
周りの雑多な物が霞んでこれまたラッキーです。
因に身長170センチを越える人は頭上に注意!の危険なダイニングになりました。



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