人・形展終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。
芳名帳(メモ帳でしたが)に色々とメッセージをいただき、楽しく読ませていただきました。
おかげさまで2人の行き先が決まり、次の子の創作に取りかかる意欲もいただきました。
et Rococoの写真はこれから暫くトップページで更新していくつもりです。宜しければ時たまサイトを覗きにいらしてください。
さて、前回のノートブックで思わず話題にしてしまったオークションの件ですが、是非お知らせしたい後日談があります。
前にも触れましたが、今回出品されたインコには同時進行で制作していた同じ仕様の子がもう1人いました。つまり双子だったのです。
この子らが完成した当時、1眼レフのカメラをフィルム式からデジタルに買い替えたばかりで、取りあえずペアで写真を撮りまくりました。人形をペアで撮るのは初体験。”しらゆき”達は姉と妹の役回りが自然にあって、とても相性がよかったのです。
撮影後、それぞれのお客様宅に行きましたが、このたびオークションのインコ”しらゆき”(左側)を落札してくださった方は、なんと出品された子の相方のしらゆき(右側・姉役)のオーナー様でした! こんなことって、あるんですね。
↓私の日記を読んでくださり、画像付きのメールをいただきました
そして再会する事ができました。(↑オーナー様が早速撮影して送ってくださいました)
コンディションはとてもいいようです。
大切にしてもらったのですね。2人とも元気そうで感激しました。
そして実は”しらゆき”にはあと1人、4代目がおります。
2代目&3代目(今回の2人)の受注制作で”似せる”事の難しさにほとほと疲れてしまった私は、その1年程後に頂いた”しらゆきタイプ”のオーダーを、偶然似たヘッドに仕上がったらお知らせするという、無期限の口約束でお受けする事になりました。
意外にも早く、1年半ほどで4世ができあがり、インコをお渡しする事ができました。
その4代目しらゆきのオーナー様からも先日ご一報いただき、ご縁のありがたさが胸に沁みました。
余計な心配かも知れませんが、この機会に言わせてください。
私は人形のオーナー様がいずれ代わっていくことは覚悟というか承知しております。
私自身も以前ネットオークションで入手したアンティークドールを手放すことを
決意していますし、諸事情があってご縁を解くことを否定はしません。
皆様には人形たちと暮らす事を決してプレッシャーにしないでいただきたいです。
この一件で久しぶりにしらゆき達の写真を掘り返しました。
彼女達だけで写真集が出来上がるほどたくさん撮っていました。
下手な写真だけど、熱意はあったんですね。
そして、双子の魅力に今更ながら取り憑かれました。
目下制作中のインコやキュッポンを双子で仕上げたら可愛いかも♪
キュッポンはスカート(パニエ)が横に張ってるから寄り添えないかもね(^_^;)
全くお調子もんです...