づがれまじだ~~国宝阿修羅展。
国立博物館のサイトで混雑状況を確認してわざわざ金曜日の18時をねらって行きましたが
チケットを買うのに10分待ち。
混雑のため入場制限で20分待ち。
入館してロッカーが空くのを待って5分待ち。。。
夜間の美術館でこんな混雑って前代未聞なのじゃ?
いったい何時から阿修羅様人気に火がついたのでしょう?
あのお姿を拝みたくて5年程前に奈良の興福寺を訪ねた時は
両脇の展示ケースに挟まれたような凹みに雑然と在って
立像だというのに横から左右のお顔を覗く事も間々なりませんでした。
だから今回はリベンジのつもりで、美術館ならではのカッコいい展示を期待して観に行ったわけです。
大展示室で阿修羅のお仲間八部衆たちを目にして気持ちが高揚し
チューブのような回廊を抜けていよいよ阿修羅のフロアへ!
入ったらもう愕然。。。スロープには3列程の人だかり。その目線の先、下方には黄色いライトに照らされた鮮やか過ぎるオレンジ色の阿修羅像を軸に、まるで星雲のように人の渦がひしめいていました。。。
電池が切れかかった秒針のようにぎこちなく、時計回りに人の頭が揺れている。
とほほ。阿修羅の背中を拝むにはこのパフォーマンス集団の一員になるしかない。
引力のリアル体験。意を決して私も2周ほど群舞に加わったけど、像の下半身は前の人の頭で殆ど見えない。出来れば自分のペースでもう1周したい。ファンとしては!
で、閉館間際がチャンスと思って15分前に再び阿修羅ルームに足を踏み入れましたが
もはや鮨詰め状態で黒い頭がわらわら、ごっちゃごちゃ。塞き止められて全く前に進む様子がないので諦めてUターンしました。
それでもパニックにならない日本人って偉いよね。まいりました~。
図録は布張りハードカバーの豪華本です。
阿修羅ほどの美少年像を私は他に知りません。(在ったら是非お知らせください)
さぁ、またジョージ(愛猫)の事件。タイトルは「何かのおまじない?」
ダイニング チェア下のマットの4隅をよ~くご覧ください。
↓左上/プラスチックの鈴つき猫じゃらし ↓右上/ネズミさんの猫じゃらし
(見辛いのですが、テーブルの脚に紐が巻き付いた状態です)
↑左下/ヒモ蜘蛛くん ↑右下/猫さま専用タオルケット
毛布を引きずって来る猫を生暖かく見つめ、献上品を見下ろして呆気。
別室にころがっていたオモチャもいつの間にか綺麗に足元に並べられていました。
まじないかい?