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時を跨ぐスタジオ

2017/02/14
日差しが明るく春めいて参りました。
小庭の白梅がちょうど見頃です。


昨年晦日に飾った生花が2月中旬現在も花姿は変わらず水が通ってまして
1階の冷蔵庫感を演出しています。
実は私自身の時間も正月から止まっていました・・・!

で、新年早々何が遭ったかと言いますと、うちの黒猫デコが性懲り無くまたヘビーな誤食をしまして、
実家からスタジオにもどった元日の午後に段々とその異変を悟り、2日に救急の動物病院を探して応急処置をしてもらい、4日にホームドクターの所でお腹を切開、腸を10数cm切除する手術を受けました。中からテグスの芯が入った硬い靴紐の塊を摘出しました! 悪食癖に用心はしてたんですが、なんて間の悪い奴なんだ〜〜
その後半月の間、鳥の雛のように2時間おきに猫に挿し餌をする日々を送りました。

当猫は呑気にストーブの前に仰向けで寝転んでおる(術後10日くらい)
下の絵は大晦日の夜に、後の悪夢を知る由もなく、実家で紅白を聞きつつ描いた年賀状の1枚です。
手描きしていた数枚の猫の腹に私鉄ラインを書き足して内輪に送りました -l-l-l-l-l-l-
今年はそんな理由でオーナー様を含め、多くの方々に年賀状が送れませんでした。
寒中見舞いも出せないままで大変失礼いたしました。

なかなか人形の作業に入れず、諦めて2階で猫のフィギュリンを創っていました。

お座りのポーズで原型は30センチ越えです

左がジョージとデコのミックス ヘッド、右は1代目猫のカリンがモデルです
人形と同じで、ここから先が大変です。仕上がるかなー

今回の猫の医療費で豪華温泉旅行3回分が消えた後
やけっぱちで”マカロン ベッド”を買ってしまいました。

それを二枚貝のように、2つに開き、2匹がそこで休む姿に満足したのも束の間。
黒猫デーボンはベッドに横になりながら、中のシープ調のマイクロファイバーを口で紡いで食べようとしているし!使用2時間で没収となりました。全く懲りない、手に負えない悪食猫なんです。

2月に入りやっと平常にもどりました。が、花粉到来です。
今年は涙目というよりドライアイの症状で目がかすみます。
鏡を見たら白目にゼリー状のマクがかかって瞼が引っ張られている感じです。猫のシュン膜みたいよ。

しばらく豚肉料理が続いてお魚が恋しくなったので
スーパーの鮮魚売り場に行ったら庶民の魚も結構お高かったので

ブリの粗(こま切れ)を1パックゲットして人参とカブで味噌汁にしたら意外に美味しかった^^
因間家には無いメニューでしたが、ネット上では珍しくないようで。
お酒とショウガを加えれば臭みは気にならず、普段残してしまう血合いや皮もさっぱりといただけました。朝ご飯だったら白米とコレだけでいけるかも。

さてお河童ちゃんのお友達のマ・メイちゃんのヘッド原型が佳境なんだけど、
完成近くになると、サイズ、特徴ともにインコにそっくり。

インコのヘッド原型はもう無いので、それもまた良しという事でこのまま仕上げます。

3月は銀座人形館のアニバーサリー展に出品の予定です。
インコかロココ、どちらを完成させるか迷い中。
決めたらノートブックで紹介しますね。近日更新の予定で頑張ります。





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